育児休暇
少子化対策の一つとして、政府は「少子化社会対策大網」の中に、配偶者が出産した直後の男性の育児休暇の取得率を2020年までに80%にするという目標を新設する。
政府は、男性が育児・出産に協力出来るように企業側へ休暇の導入の協力を求める。
また、政府が実態調査へ乗り出す方針も明らかにした。
素晴らしい!
個人的に、一刻も早く実現してほしい制度だ。
日本のイクメン率
現在の日本では、「イクメン」などと言う言葉が浸透してきたが、実際にどれだけの男性が育児休暇を取っているのか?というと、僅か1.89%である。(2012年調べ)
イクメンという言葉だけが先行していて、中身が伴っていない社会だ。
育児の先進国である、スウェーデンは78%、ノルウェーは89%もの男性が育児休暇を取得する。(2008年調べ)
1.89%と80%...
はたして日本がこれらの国にまで意識が変わるのは、2020年までの僅か5年で足りるのだろうか?
目標の設定が、ちよっと厳しい感じはするが笑
そして、「何故、育児休暇の取得率が悪いのか?」という質問の回答で一番多かったのは、「職場の理解が足りない」という答えが一番多く、次に「仕事を引き継げる人がいない」という回答が多いという結果が出ているようだ。
うーん。
やはり、5年で世の中の体質を変えるのは難しそうだ。