線虫を用いて尿一滴から様々なガンの発見が出来る事を12日、九州大学が発表した。
なんでも、ガン患者の分泌物には特有の匂いがあり、これまでガン探知犬による探知がされていたが、探知犬の体調などに影響され効率が悪かった。
線虫は、線のように細い生物で犬と同等の嗅覚があるよう。
しかも、僅か一滴の尿からガンの有無を判断出来る事から、新しい診断方法として期待がかかる。
そしてその確率だが、ガン患者をガン患者として判断出来る確率は95.8%というから驚きだ。
この診断方法が確立されれば、かかるコストは僅か数百円で一時間程度の時間で気軽にガン診断が出来る世の中になる日も遠くないという事だ。
そうなれば、早期発見に繋がるだろう。
人類がガンに勝つ時が一歩一歩近づいていると私は感じた。